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日本の鉄瓶の発展史は亀寿堂の発展史と言っても過言ではない。江戸時期万治2年(1659年)釜師の身分として、南部藩主の重直公に招待された。 京都から盛岡城(岩手県政府駐屯地)に定住して茶湯釜を作り始め、これは亀寿堂工房の起源となる。「廣重盟」南部項の「南部釜」という章節に記載されている。 宝暦年間(1750年代)第三代の菊池真松は、京都鉄瓶の設計と製作に取り組み、亀寿係の鉄瓶がここから始まったのである。